今日のプロンプト1
「改善」という言葉を使って穴埋め問題を作ってください。
AIの回答1
(2025年3月22日にCopilotにより生成)
1.会社の業績を向上させるためには、常にプロセスの________が必要です。
2.顧客満足度を高めるために、サービスの________を行いました。
3.チームのパフォーマンスを向上させるために、定期的なフィードバックと________が重要です。
4.製品の品質を保つためには、継続的な________が欠かせません。
5.環境問題に対処するために、企業は________に取り組むべきです。
今日のプロンプト2
AIの回答2
(2025年3月22日にCopilotにより生成)
1.会社の業績を向上させるためには、常にプロセスの________が必要です。 答え: 改善 2.________は、社会に対して大きな影響を与える存在です。 答え: 企業 3.彼は________魔法のように問題を解決しました。 答え: まるで 4.________の社員が新しいアイデアを提案しました。 答え: 新人
AIができること
AIをプロンプトで指示すると、様々な文章を作ってくれますが、「穴埋め問題」も文章の一種なので、プロンプト一つで簡単に問題を作ってくれます。
今回は、二つのプロンプトで、単語の穴埋め問題と複数の語から選んで答える穴埋め問題を作ってみました。
これらの問題は、日本語教育のいろいろな場面で役に立つと思います。例えば、教科書の語彙の導入、漢字の授業、また、日本語能力試験対策の文字・語彙の授業などに使用することができるでしょう。さらに、よい問題ができれば、テストの語彙の問題としても使えるでしょう。
そして、特にプロンプト2は一度にたくさんの語彙を導入しなければならない状況を想定して、AIに問題を作らせました。総合型教科書の新しい課の新出語について問題を作ったり、読解の文章の新出語の問題を作ったり、日本語能力試験の対策授業で一度にたくさんの語彙を導入しなければならないときなどに、このような問題が役に立つでしょう。
ところで、授業の前に語彙の予習を学生に義務づけている方もいると思いますが、そんな時、翻訳のついた語彙リストを渡すだけでなく、このような問題があれば、より効果的に予習を進めることができるでしょう。
もちろん、復習の時にも、このような問題があれば、授業で学習した語彙について、もう一度意味や使い方を確認しながら練習を行うことができるでしょう。
語彙の問題を作るのは時間がかかる作業です。しかし、AIを使えば、その時間を短縮することができます。AIのおがけで、普段の授業に語彙の練習を取り入れることができるようになるかもしれませんね。
人間にできること
AIは一度にたくさんの問題を作ってくれますが、問題を作らせた後は、やはり教師によるチェックと修正が必要です。
まず、問題文に使用されている語彙と問題文の内容をチェックしてみましょう。
例えば、「今日のプロンプト1」の穴埋め問題は、話題がビジネスに偏っていて、語彙も難易度が高いものが使われています。
「改善」という言葉がビジネスでよく使われるからかもしれませんが、もう少し違う話題の問題文が欲しい場合や、問題文に含まれる語彙が難しすぎるようであれば、AIに「もっと問題を作ってください」「ビジネス以外の話題で文を作ってください。」とか「もっと簡単な日本語で問題を作ってください」などといったプロンプトを入れてください。こうすれば、もう少し話題にバリエーションのある問題や難易度が少し低めの問題文が生成されると思います。
また、「今日のプロンプト2」で生成された問題を見ると、律儀なことに、プロンプトの言葉の並びと同じ順番、つまり「改善」「企業」「まるで」「新人」の順番で問題が作られています。語彙リストの順番と同じ順番で問題が並んでいたら、答えがすぐにわかってしまいますので、学生に問題を与える前に、問題の並び順を修正したほうがいいでしょう。
ここに注意!
「今日のプロンプト2」の問題に「____の社員が新しいアイデアを提案しました。」という問題があって、答えが「新人」になっていますが、この問題は「企業」も答えとしてありうると思います。つまり、一つの問題に答えが二つあるということになります。
こうした状況を避けたい場合は、「今日のプロンプト2」の後に「一つの問題に対して、答えになる言葉が一つだけになるように、問題を作ってください。」という文を加えてください。AIが問題文を修正してくれて、問題と答えが一対一対応の問題を作ってくれます。
たまに修正がうまくいかない場合もありますが、この追加のプロンプトでだいたいうまくいくようです。
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